妊娠中の脱毛って危険なの?赤ちゃんに与えるリスクと再開の時期


妊婦画像
 

脱毛には数ヶ月から数年の時間がかかります。進学・就職・転勤・結婚・出産など30代頃まで女性の人生はライフイベントがいっぱいで、脱毛している最中に置かれた環境が大きく変わることも決して珍しくないでしょう。

 

そして、そのようなライフイベントには「一刻もはやく脱毛したい!」と思ってしまうようなものも。というのも、妊娠した場合、毛深くなったり、産毛が太く濃くなったりと感じてしまう女性は少なくないからです。

 

しかし、多くの美容クリニック・脱毛サロンでは、妊娠中の人(一部脱毛サロンでは授乳期間中の人も)は脱毛の施術を受けることができません。一体、なぜ妊娠中に脱毛はできないのでしょうか。そしてその場合、家庭用脱毛器も使ってはいけないのでしょうか。

 

この記事ではそんな疑問に答えつつ、妊娠中の性質や毛の状況、妊娠中の脱毛が体に与える影響を知って、出産後、脱毛器を使う際に気になることを解消しておきましょう。

 

目次

  1. 妊娠中に毛が濃くなる理由とは?
  2. 妊娠中の脱毛が禁止なわけ
  3. 妊娠中の脱毛が肌に与える影響
  4. 家庭用脱毛器は使ってもいいの?
  5. 脱毛を再開していい時期と注意点

1.妊娠中、毛深くなる理由とは?

妊娠中の脱毛が多くの美容クリニック・脱毛サロンで禁止されている理由ですが、それを理解するにはまず「妊娠中に毛深くなる」現象について正しく認識する必要があります。

 

前述のとおり、妊娠中に毛が濃くなったことを感じてしまう女性は少なくありません。中には、お腹や背中、肩など、今までムダ毛を感じなかった部位から生えてきてしまうことも。

 

なぜ妊娠すると毛深くなってしまうのでしょうか。それは、もともと生えていた産毛の色がホルモンの影響で濃くなるからです。女性の卵巣からはエストロゲンと呼ばれる女性ホルモンが分泌されていますが、これは妊娠中期には大きく100倍にまで増えることもあります。

 

そして、そのエストロゲンにはメラニン色素を作る「メラノサイト」と呼ばれるホルモンを活性化させる役割があります。毛根にはこのメラノサイトが含まれており、その影響を受けて新しく生えてきた毛は色が濃くなり、結果的に毛深くなったように見えると言われています。今まで生えてなかった毛が新しく生えてきたわけではないようです。

 

この毛深くなった毛は、出産してしばらく経つと元に戻るそうですが、でも何ヶ月も毛深い状態でいる必要があるなんてなかなか辛いものです。いくらホルモンの影響とは言え、女性としては正直ゲンナリしてしまうのではないでしょうか。

 

2.妊娠中の脱毛が禁止なわけ

ここまでは妊娠中に毛深くなったように感じる現象について説明してきました。では次に、妊娠中の脱毛がダメな理由を学んでいきましょう。現在、ほとんどの美容クリニック・脱毛サロンで禁止されている妊娠中の脱毛ですが、理由は何でしょうか?以下、順番に説明していきます。

 

a.ホルモンバランスで効果が出にくい

 

まず、もっともわかりやすい理由がこれ。先にも述べた通り、妊娠中はただでさえも毛深くなりやすく、脱毛の効果を感じにくいです。そんな状態で脱毛してもメリットはありませんし、モチベーションも続きません。美容クリニック・脱毛サロン的にも「効果が出ない!」と思われるのはきっと困ることでしょう。

 

b.ストレスになる

 

妊娠中は些細な刺激でも大きなストレスになるもの。母体や胎児への影響を考えると、脱毛時のフラッシュやレーザーは避けるべきです。

 

c.妊娠中は肌トラブルになりやすい

 

妊娠中は肌が乾燥したり、敏感になったりしやすいことで知られています。これもホルモンバランスの変化が原因ですが、そんな時にさらなる刺激を与えるのはあまり賢明ではありません。肌にトラブルが起きれば、それがまたストレスにもつながることも。

 

d.万が一のトラブルの際、使える薬が制限されてしまう

 

重度の肌トラブルを引き起こしてしまった場合でも、妊娠中は胎児への影響を考えて薬の使用を制限されてしまいます。肌がさらに汚くなったのに……とまたしてもイライラも募りそう。

 

e.子宮収縮を起こしてしまう可能性がある

 

脱毛部位にもよりますが、刺激を与えると子宮収縮によってお腹の張りを引き起こしてしまう場合があります。

 

3.妊娠中の脱毛が肌に与える影響

一般的に、フラッシュ・レーザー脱毛も母体の健康へ直接的な影響はなく、胎児にも届かないとされています。とは言え、避けられるなら避けたいものです。となると、気になるのは他の方法です。

 

しかし、脱毛クリームやワックスの場合は、一時的な効果を感じることはできますが、肌への刺激が強すぎるために妊婦にオススメすることはできません。クリーム脱毛の場合、胎児に影響を与える心配はありませんが、妊娠中の肌には刺激が強すぎるため、炎症を起こしてしまう危険性があります。ワックス脱毛の場合、毛を引き抜くことで色素新着も起こしかねないので、避けたほうがいいでしょう。

 

4.家庭用脱毛器は使ってもいいの?


レイボーテ・グランデ
では、「家庭用脱毛器」ならどうなのか?残念ながらこちらもオススメはできません。実際、ケノンなどの製品では、取扱説明書、公式サイトなどで妊娠中の使用を控えるように書かれています。

 

ヤーマンの『レイボーテ・グランデ』も、公式サイトで明言されているわけではありませんが、やはり避けるべきでしょう。ネット上では「高性能なので肌に優しく、妊婦でも使える!」などと言ったレビューがたくさん見られますが、あまりオススメできません。

 

そういう意味では、妊娠期間中はカミソリやシェーバーを使った脱毛が無難でしょう。肌を傷つけないよう、数日前から保湿を入念に行った上で、お風呂に十分浸かって肌を湿らせてから、シェービング用の石鹸・ジェルなどの上から優しく剃ってあげてください。脱毛後は化粧水、乳液などで保湿してあげることも大切です。そして、その後に保冷剤や濡れタオルなどで肌を冷やしてあげましょう。こうすることで、カミソリで傷ついた肌の炎症を抑えてあげることができます。

 

5.脱毛を再開していい時期と注意点

気になる出産後の脱毛再開ですが、大手の美容クリニック・脱毛サロンでは「出産後3ヶ月以上経てば脱毛再開OK」「安定した生理が2回以上来てから」など、対応はマチマチ。生理再開まで時間がかかる人もいるので、通っていたところによってはもどかしい時間を過ごすこともあるでしょう。

 

家庭用脱毛器の使用も、同じようにホルモンバランスが安定してから再開するのが安全でしょう。ですが、美容クリニック・脱毛サロンでの脱毛と違っていいところは「出産中に契約期間が終わってしまう」ことがないこと。前者の場合、期限が決まっているとお金をムダにしてしまう場合もあり得ますが、一度商品の代金を支払ってしまえば終わりである家庭用脱毛器は、精神衛生上も良いと思います。

 

妊娠中の身体はなにかとデリケートで繊細。毛深くなる体を見ると脱毛したくなることもあるかと思いますが、ここはぐっと堪えて出産後に集中的に行うことをオススメします。

 

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