永久脱毛とは

永久脱毛って言葉、聞いたことありますか? 最近は死語みたいになりつつあるけれど、お母さんやおばあちゃんの時代にはよく使われた言葉で、二度と生えてこない(かもしれない)処理のことを永久脱毛と呼んでいました。50年ほど前までは、脱毛といえばカミソリで剃るか毛抜きで抜くことが中心で、女性用電気シェーバーが発売されたことさえ画期的だったんです。

永久脱毛って何のこと? 本当に永久に毛が生えないの? 光脱毛はどうなの? 詳しく追求してみました!

 

江戸時代も紀元前も、みんなムダ毛はイヤだった

ムダ毛の処理は、日本では江戸時代から、世界ではなんと紀元前から行われてきたことがわかっています。

その歴史はあまりにも古く、刃物の質が良くなかった時代、刃物自体が高価で手に入らなかった時代にも行われていて、除毛の方法も今とはだいぶ異なっていました。石など固いものにこすり付けて摩擦で落とそうとしたり、薬剤やろうそく・線香などの火を使ったりと、さまざまな知恵を絞っていたようです。

カミソリは長く男性の髭剃りに使われていましたが、戦後の経済発展に伴って女性用の除毛カミソリも人気急上昇。やがては除毛だけでは飽き足らず、より肌をきれいに見せ、毛を生えにくくするために毛抜きなどでの脱毛処理が行われるようになりました。

 

元祖「永久脱毛」は針脱毛のことだった

科学の発展に伴い、毛の生える仕組みについても研究が進んで、除毛処理の技術もあわせて進化しました。あらゆる毛は、毛穴の中の発毛器官から定期的な周期で生まれて抜け落ちていくことや、発毛器官を破壊することで毛が再生しなくなることもわかりました。そして、毛穴に入れた針を通じて熱を加え、発毛器官を破壊すれば再生しなくなるという考え方から使われるようになったのが針脱毛です。

この画期的な脱毛方法は「永久脱毛」と呼ばれて人気となりましたが、1本1本すべて人の手で行わないといけないこと、それだけに費用が高額になること、技術不足では火傷を起こすことなどでトラブルが発生しがちでもありました。

そこで、針脱毛に代わるさまざまな方法が開発され、現在の光脱毛にたどり着いたんですね。

 

リピート施術で「発毛力」を弱らせる光脱毛

最初は「永久脱毛」という別名で人気が出た針脱毛ですが、針から伝わる熱が不十分だと発毛器官が破壊しきれず、時間の経過で組織が修復されて、結局また生えてきてしまいます。そのため「本当に永久に脱毛されるわけじゃなさそう」という評判も広がりました。

これは光脱毛でも同じで、光の反応が不十分で毛根部に熱が伝わりきらないと、再び毛が生えてきてしまいます。それでも、光脱毛なら針脱毛に比べて肌のダメージが少なくコストも安いので、回数多く施術できます。何度も処理を重ねるうちに発毛器官が弱って、次第に毛が細く短くなり、ついには発毛できなくなってしまうんですね♪

効果には個人差があり、若いうちほど皮膚の修復力や再生能力が強いため、時間がかかることも覚えておきましょう。